NISAは投資家にとってメリットが大きな制度ですが、そのメリットを最大限に活用するためには銘柄の選択が重要になります。
現在日本の株式市場には約3600社が上場していますが、経営状態や将来性はそれぞれに異なりますので、株式の購入の際にはより慎重な検討が必要なのです。
今回はNISA口座での購入に最適なおすすめの銘柄について、詳しくご紹介したいと思います。
NISA口座を開設したばかりの人などは、銘柄選びの参考にしてみてください。

NISA銘柄ランキングはインターネットに記載されてる

ランキング

NISA口座を提供する証券各社では、投資家に様々な情報を提供しています。
これはNISAについても同様であり、証券各社にNISA口座を開設する人が実際にどのような銘柄を購入しているのか、ランキング形式で紹介しているのです。
例えばSBI証券の場合にはインターネットホームページのトップページ左側に、ランキングのコーナーが設置されています。

ランキングの中にはNISAランキングの項目があり、これをクリックするとNISA口座開設者が購入している銘柄について、詳しくチェックすることができるのです。
最近の1週間における買い付け金額・出来高・保有残高のベストテンが表示され、投資家全体の投資傾向を知ることができます。
大手ネット証券各社の大半では、口座を開設していない人であっても情報の閲覧が可能となっています。

証券各社がインターネットで提供する情報は、NISA口座で購入する銘柄を選ぶ際の参考としても役立ちます。
人気のある銘柄が必ずしも素晴らしい銘柄であるとは限らないのですが、多くの投資家からの人気を集めている銘柄にはやはりそれなりの理由があるのです。
ランキングを確認しながら、その銘柄の何が人気を集めているのかをじっくりと考えてみてください。
価格が大きく下落して割安になっていることが理由かもしれませんし、大幅な増配が発表されたことが理由かもしれません。
将来の企業経営を左右するビッグニュースが発表されたことが、理由となっている場合などもあります。

投資初心者の場合には、さらに投資情報サイトや個人投資家のブログなどを参考にしてみるのがよいでしょう。
NISA口座での購入に最適な銘柄に関する、様々な情報や解説を手軽に閲覧することができます。
各企業に関するニュースや経営状況や将来性などの分析、さらにおすすめ銘柄の情報などを確認することができますので、銘柄選びの際の手掛かりとして大いに役立つはずです。

ただしこれらはあくまでも第三者による情報であり、実際の投資方針は投資家自身が決定することになります。
株式投資で損失が発生した場合には、その損失は投資家自身が負担することが必要なのです。
株式投資は常に自己責任で行うことになりますので、各種の情報はあくまでも参考として活用するようにしましょう。

NISA取引における注意点

女性ビジネスマン

NISA口座は一般の証券口座とは異なり、取引方法などに様々な制限が課せられています。
NISA口座のメリットを最大限に活用するためには、NISA口座の特徴をしっかりと理解しておくことが必要なのです。
それではNISA口座を一般口座と比較すると、具体的にはどのような違いがあるのでしょうか。

NISA口座の特徴としては年間における最大購入可能額として、上限が設定されていることがあげられます。
2018年の時点においては、NISA口座の年間購入可能額は最大で120万円までとなっています。

さらに年間購入可能額は株式を購入することで消化され、購入した株式を売却しても復活することはありません。
120万円分の株式を購入した時点でその年度におけるNISA口座における購入は終了となり、それ以上の株式を購入することはできないのです。
さらに年間購入額が利用できるのはその年度内に限られるため、年度内に使いきれなかった分を次年度以降に繰り越すこともできません。

一般の証券口座であれば購入後に「失敗したかな」と思ったらすぐに売却することができますが、NISA口座で購入した銘柄をすぐに売却してしまうと、限られた年間購入可能額をムダ使いしてしまうことになります。
NISA口座の場合には、一般口座よりもさらに慎重な銘柄選択が必要だと考えてください。
じっくりと厳選した銘柄を計画的に購入して、長期的な値上がり益を狙うのがおすすめなのです。

NISA口座では売却益が非課税となりますが、一方で売却損が出た場合には一般口座とは異なり、他の銘柄の売却益と通算できないことにも注意が必要になります。
税法上は売却益も売却損も存在しないことになるため、銘柄の売却損を節税に活用することができないのです。
NISA口座では購入はもちろんですが、さらに売却についても一般口座よりも慎重な判断が必要になります。

NISA口座のメリットを活かすためには長期保有が有利なのですが、だからといって銘柄が値下がりして損をしてしまうと、NISA口座のメリットそのものが失われてしまうのです。
NISA口座で購入した銘柄はあくまでも長期保有が前提となりますが、ある程度まで値上がりをしたら早めに利益を確定してしまうことを検討しましょう。

NISA取引は投資初心者にも向いてる?

PCと初心者マーク

NISA口座には上記で解説したような様々な制限がありますが、これらの制限はむしろ初心者の投資には向いているといえるかもしれません。
実際の株式投資では株式を購入するとその後に値下がりをして、さらに怖くなって株式を売却するとその後に値上がりをして悔しい思いをすることが多いのです。

株式投資では優良な銘柄をじっくりと選択して、購入した銘柄は多少の値動きの変動は気にせずに長期保有することが、儲けるための最も確実な方法になります。
銘柄の買い直しができないNISA口座では銘柄をより慎重に選択することになります。
また、購入した銘柄はNISA口座のメリットを最大化するために長期保有することになりますので、短期的な相場の変動に影響されることなく確実な利益を狙うことができるのです。

NISA口座では株式の売却益以外に、受取配当金についても非課税が適用されます。
投資初心者の場合には配当利回りを重視して、購入する銘柄を選ぶのが良いでしょう。
120万円の投資に対して3%の配当金が支払われる場合には、年間に受け取ることができる配当金の総額は3万6千円になります。

5年間の保有であれば受取配当金の総額は18万円となり、トータルでの投資利回りは配当金だけで15%を確保することができるのです。
さらに株式の売却時には株式の値上がりによる売却益を手にすることができますし、仮に購入した銘柄が値下がりしたとしてもある程度であれば、配当金収入でこれを補うことができます。

さらに積極的な儲けを狙いたい人の場合には、NISA口座で低位株を購入するという方法もあります。
低位株とは株価が100円以下となっている銘柄のことであり、一部ではボロ株とも呼ばれています。
低位株は何らかの理由により株価が低迷している銘柄ですが、すでに株価が安いため下落の幅が限られるという特徴があります。

一方で株価の値上がりには上限がないため、何らかのきっかけがあれば暴騰による大きな利益を得ることができるのです。
低位株はリスクが限られる一方でメリットが大きいため、いわゆるギャンブルとしての購入に適した銘柄になります。
NISA口座では比較的安全性が高いと思われる低位株をいくつか選んで、複数を購入する方法をおすすめします。
例えば10種類の低位株を購入してその中に1つか2つの「当たり」があれば、5年後には大きな利益を得ることができるのです。